
〒899-5102 鹿児島県霧島市隼人町真孝998
0995-42-2121
診療時間
9:00 - 12:30
(受付時間 8:30 - 11:00 )
休診日
第2・第4・第5土曜日
日曜日、祝祭日
名称 | 医療法人仁心会 松下病院 日本医療機能評価機構認定病院 認知症疾患医療センター 日本精神神経学会専門医研修施設 日本心身医学会研修診療施設 臨床研修協力施設 |
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診療科目 | 心療内科 ・ 精神科 ・ 老年精神科 ・ 内科 |
住所 | 〒899-5102 鹿児島県霧島市隼人町真孝998 |
TEL | 0995-42-2121 |
FAX | 0995-42-0149 |
総病床数 | 276床 | |
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内訳 | ・ 内科療養病棟(カトレア) ・ 精神科病棟 精神科急性期治療病棟・ストレスケア病棟(カラー) 精神科回復期リハビリ病棟[仮称](スズラン) 認知症病棟 (フジ) 精神科一般病棟・重症慢性期病棟[仮称](ユリ) 精神科療養Ⅰ病棟 (ポピー) | 44床 232床 36床 40床 50床 51床 55床 |
総心理士数 | 常勤3名 |
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精神保健福祉士 | 常勤3常勤6名 |
作業療法士 | 常勤8名 |
理学療法士 | 常勤1名 |
総心理士数 | 常勤3名 |
松下病院は、生命の尊厳と人間性の尊重を基本に、
地域社会と連携をはかりながら、病に苦しむ人々に
あたたかい医療と看護、介護を提供し社会に貢献します。
祖父である故・松下兼知が長崎医大・精神科の助教授時代に長崎市で原爆に遭い、九死に一生を得て故郷の福山町に帰郷し、昭和25年福山病院を開業。その後、昭和32年鹿屋市に西原保養院、そして昭和34年7月隼人町役場の跡地に松下病院は開院されました。開院当時は25床でスタートした病床も、現在は精神科232床、内科療養病床44床となっております。病院発足当時から市来昭彦先生、種子田哲郎先生、赤崎安満先生(前・鹿児島県精神科病院協会長)が院長を勤められ、昭和40年より父・吉牟田直が病院長として就任し、この度、平成20年4月1日付けで、父・吉牟田直の後任として松下病院の院長に就任いたすこととなりました。
鶴丸高校を卒業後は東京慈恵会医科大学へ進学し昭和60年に卒業、2年間の内科研修を終え、昭和62年より精神科へ入局しました。森温理教授、牛島定信教授と2代の教授のもとで精神医学、精神医療を学びました。森教授は精神薬理学の専門、後任の牛島教授は精神分析学の専門であり、全く質を異にした精神医学を学ぶことになり当時は少なからず困惑があったことが思い出されます。
院長 吉牟田 直孝
しかし、両者を学ぶことで、色々な視点、様々な側面から診ることの大切さを学びました。特に、現東京慈恵会医科大学・精神科教授の中山和彦先生には、医学・医療・精神薬理学の研究など医学の基礎から研究まで広い分野においてご指導をうけたまわり、今の私の精神医療の基礎を築いてもらえたと実感しております。そして、東京慈恵会医科大学での医局生活を終え、平成6年4月より帰郷し松下病院の副院長としてこれまで実務をこなしてまいりました。
認知症専門病棟が出来たため外来待合所には御年寄りや小さな子を連れた御家族が見られるようになりました。思春期の若者や中年層の方々など、一般科病院の外来待合室と遜色なくなってきております。そして、CP、OT、PSW、PT、介護福祉士など色んな職種が関わるようになり、萎えつつある私の脳は指示を出す相手を間違えそうになります。このように精神科病院も変わってきております。この変化に乗り遅れないように、精神科病棟の機能分化、ストレスケア病棟の創設を図るべく病棟改築を行ってまいりました。
『温故知新』を座右の銘にして、「安らぎ」「安心」「希望」「意欲」をモットーに暖かい地域医療を行なっていく努力を尽くす所存であります。今後とも、皆様方にはご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申しあげます。
院長 吉牟田 直孝