病院について
当院は、昭和34年7月に旧隼人町役場の跡地に開院され、以後、漸次増改築が行われ、現在は内科療養病床:44床、精神科病床:232床の計276床となっております。
病院があるこの地は、南には錦江湾に浮かぶ桜島、北には韓国岳や高千穂の峰を望む霧島連山の雄大な景を持ち、さらに熊襲族の霊を鎮めるために造られたとされる隼人塚、古い歴史を持つ鹿児島神宮、坂本竜馬の新婚旅行の旅路など歴史にも富み、さらに鹿児島空港にも近く高度技術産業集積地域に指定された霧島市の隼人・国分地区に位置しております。
当院の特色としては一般科と精神科が併設しており、外来受診がしやすい利点を持っております。
H21年4月に病院改築が終了しました。36床の急性期ストレスケア病棟を開設し、なるべくプライバシーを確保しながら治療ができるように、36床のうち20床を個室にいたしました。そして、急性期と慢性期の治療病棟、認知症の専門病棟など病棟の機能分化をはかることができました。
現在、日本精神神経学会専門医研修施設、日本心身医学会研修診療施設、臨床研修協力施設に指定されており、こころの病だけでなく、ストレスによって生じる不眠や心身症など、多方面からこころの治療やケアそしてサポートに取り組んでおります。H23年8月には機能評価機構の審査体制区分2(Ver.6.0)の認定を取得いたしました。
その他、H21年12月より認知症疾患医療センターの指定、H5年に指定された精神科デイケアセンターはH18年より大規模デイナイトケアセンターに指定変更され、こころのリハビリテーションや認知症の患者様の治療や介護者のサポートなどを行っております。
また、仁心看護専門学校,たちばな医療専門学校,加治木看護専門学校などの看護学校を初めとして,臨床心理学科、作業療法学科、理学療法学科の実習病院として、積極的に教育にも取り組んでおります。
「やすらぎ」「希望」「意欲」「安全」をモットーに、思いやりのある医療、看護、福祉、介護を目指して、職員一同力と心を合わせて努力していきます。
病院の概要
- 名 称 医療法人仁心会 松下病院
日本医療機能評価機構認定病院
認知症疾患医療センター
日本精神神経学会専門医研修施設
日本心身医学会研修診療施設
臨床研修協力施設
- 診療科 心療内科 ・ 精神科 ・ 老年精神科 ・内科
- 所在地 〒899-5102 鹿児島県霧島市隼人町真孝998
- Tel 0995-42-2121~3
- Fax 0995-42-0149
- URL https://matsushitahp.org/
- 総病床数:276床
・ 内科療養病棟(カトレア):44床
・ 精神科病棟 232床
精神科急性期治療病棟・ストレスケア病棟(カラー):36床
精神科回復期リハビリ病棟[仮称](スズラン) :40床
認知症病棟 (フジ) :50床
精神科一般病棟・重症慢性期病棟[仮称](ユリ) :51床
精神科療養Ⅰ病棟 (ポピー) :55床
- Co-medical stuff
心理士 :常勤3名
精神保健福祉士 :常勤6名
作業療法士 :常勤8名
理学療法士 :常勤1名
- 実習指定
・ 加治木看護専門学校
・ 仁心看護専門学校
・ たちばな医療専門学校
・ 志学館大学大学院・臨床心理学研究科
・ 鹿児島医療技術専門学校・作業療法学科
・ 鹿児島第一医療リハビリ専門学校・理学療法学科
・ 鹿児島第一医療リハビリ専門学校・作業療法学科
・ 鹿児島国際大学・福祉社会学部社会福祉学科
・ 琉球リハビリテーション学院・理学療法学科
沿革
- S.34 開院
- S.62 日本心身医学会研修診療施設の認定
- H.3 鹿児島県老人性痴呆疾患センター認定
- H.5 精神科デイケア開設
- H.6 たちばな医療専門学校基礎実習病院認定
- H.7 加治木看護専門学校精神科実習病院認定
- H.8 精神科療養病床Ⅰ 60床
- H.9 内科療養型病床 44床
- H.11 老人性痴呆疾患療養病床 50床
- H.17 老人性認知症疾患治療病床へ 50床
- H.18 大規模精神科デイケアセンター指定
- H.21 新病棟の改築
- H.21 鹿児島県認知症疾患医療センター指定
- H.23 日本医療機能評価機構Ver.6.0 認定